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完走報告(葵の助)

只今、達成感でいっぱいです。 初参加の昨年が、初挑戦とは言えあまりにもひどすぎたので(^^;、 今年は少しでもレベルアップ出来たら良いなと思っていました。 そのためにも、一首に時間をかけようと思い、 一日に一〜二首程度、ちまちまこつこつとよんでいました。 それでも皆さんに比べたら全然足元にも・・・ですが、 自分では昨年よりは前進できたのではないかと思っています。 主催者の五十嵐様、そして私の歌を読んでくれたりブログに足を運んでくれた皆様、ありがとうございました。

100:先(葵の助)

先を読むどこまで読める生きているから生きるしかないよおはよう

099:趣(葵の助)

趣味のいいネクタイに打ちのめされて可憐な花を一輪盗んだ

098:激(葵の助)

刺激的炭酸水でああわたし今モルモットなのかもしれない

097:尾(葵の助)

鳩尾に女の声が食い込んで中断された白昼夢、ちぇっ

063:拭(葵の助)

夢を売り終えて瞼をコットンで拭けば小さな銀河が写る

095:樹(葵の助)

立ち尽くすあなたは樹氷のようになるこの手で壊せないと知りつつ

094:担(葵の助)

悲しみを分担し合えば満ちてゆくグラスの中で月が揺らいだ
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